頭痛の種類と原因
①西洋医学的な分類法
②東洋医学的な分類法
③当院が考える違う頭痛の原因
西洋医学的な分類法
緊張型頭痛
もっとも多い頭痛の型で約７～８割はこのタイプの頭痛と言われています。
首や肩が緊張して血行が悪くなることで起こります！
・後頭部を中心に頭全体が締めつけられるような重い痛み・毎日のように朝から晩まで一定の鈍い痛みが続く・肩や首のこりを伴う・パソコンを使った後に痛む・温めるとラクになる・軽いめまいを伴うことがある
片頭痛
わりと女性に多いタイプの頭痛になります。
原因はよくわかっていませんが、ホルモンが関係しているのではないかと言われていいます。
・「ズキン、ズキン」という拍動するような強い痛み・月に1～2回起きる・頭痛が起きる前にチカチカした光が見えることがある・体を動かすとガンガンと頭に響く
群発頭痛
男性に多いタイプの頭痛ですが全体数としては少ないです。
これもよく原因はわかっていません。
・目をえぐられるような激しい頭痛・1～2ヶ月の間毎日痛みがあらわれる・痛みがあらわれるのは1～2時間
緊張型頭痛と片頭痛の混合タイプ
頻繁に頭痛が起こる人の中には、日によって緊張型頭痛や片頭痛が出る方もおられます。
東洋医学的な分類法
外感性の頭痛
生活の不注意などにより外邪が身体に侵入することにより起こる。
①風寒による頭痛
寒邪が作用して頭部に気血の流れが悪くなると起こる。
熱邪には炎上する性質があり、このため気血が頭部に逆上すると起こる。
内傷性の頭痛
①肝陽の亢進による頭痛
肝陽が亢進し頭部に影響すると起こる。
痰濁が頭部に影響し、清陽がうまく頭部に到達しないと起こる。③お血による頭痛
外傷または久病により脈絡が滞ると起こる。④腎虚による頭痛
髄海が空虚になると起こる。⑤気血両虚による頭痛
気虚の為に清陽が頭部にいかず、血虚の為に頭部を栄養できないと起こる
当院が考える直接的な頭痛の原因
まず知って欲しい事として【頭もむくみ】ます
その頭のむくみに大きく関係してるものとして【脳脊髄液】というものがあります。
脳脊髄液は脳と脊髄の周りをぐるぐると循環している液体になります。
主な役割は外部から衝撃から脳や脊髄を守る。
脳脊髄の細胞外液の排出路などです
排出路になっているので、この脳脊髄液の流れが悪くなると頭がむくんできます。
そして頭がむくむことで頭の神経が圧迫されたり、血管が圧迫されて流れが悪くなることで頭痛が出てきます。
また頭がむくむということは脳圧が上がるので、脳圧が上がることで脳の中にある嘔吐中枢が刺激されて吐き気もでてきます。
つまり吐気・頭痛はいかに【脳脊髄液】の流れをよくするかが大事だとおぎの鍼灸院では考えています。
あとは患者様がどこに問題があってこの脳脊髄液の流れが悪くなっているかを見つけて、対処をしていけば吐気・頭痛は改善されます☆
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